グリセリン

ヤシ油やパーム油、牛脂などの天然油脂を高温・高圧で加水分解すると脂肪酸とともにグリセリンが得られます。

グリセリンは他の成分を溶けやすくしたり、低温になっても固まりにくくします。

化粧品にグリセリンを配合するだけで保湿効果は出ますが、ヒアルロン酸Naやコラーゲンなど相性が良い他の水性成分(保湿剤)と組み合わせると、更に保湿効果がアップし、伸びや滑りが良くなります。

ポイント

グリセリンは水を混ぜると発熱(溶解熱)する性質があります。

温感化粧品はグリセリンと水が混ざる時に発生する溶解熱を利用したものが多く、グリセリンが全成分表示の一番上に来ます。

水は含まれてないか、含まれていたとしてもごく微量です。

つまりグリセリンを全成分の一番目に来るほど多量に配合した製品は、温感化粧品が多いということです。

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